伊豆箱根鉄道グループ

伊豆箱根鉄道 会社の沿革(1893年から1916年)

駿豆線の前史 豆相鉄道、駿豆電気鉄道
 

伊豆箱根鉄道 駿豆線の歴史は19世紀の1898年(明治31年)に三島町駅(現・三島田町駅)から南條駅(現・伊豆長岡駅)間に開通した豆相鉄道と、1906年(明治39年)に六反田駅(現在の三島広小路駅近く)から沼津駅前間に開通した駿豆電気鉄道の2つの鉄道線がその発祥となります。

この2つの鉄道会社がやがて1つに合併となり富士水電株式会社の鉄道部となりました。

その後、1916年(大正5年)に現在の当社の前身である駿豆鉄道株式会社が設立され、翌1917年(大正6年)、駿豆鉄道株式会社は富士水電株式会社の鉄道事業を継承しました。
 

1893年(明治26年)

5月10日

「豆相鉄道株式会社」が設立される。

1898年 (明治31年)

5月20日

三島町(現・三島田町)~南條(現・伊豆長岡)間の約9.4kmで鉄道の営業を開始。(三島町、大場、原木、南條の4駅で営業開始 静岡県最古の民営鉄道)〔豆相鉄道(株)〕

6月15日

三島町(現・三島田町)~三島(現・JR御殿場線下土狩)間約2.5kmの鉄道を営業開始)〔豆相鉄道(株)〕

1899年(明治32年)

7月17日

南條(現・伊豆長岡)~大仁間約5.3kmが開通。三島~大仁間約17.1kmを約40分で運転〔豆相鉄道〕

1900年(明治33年)

8月5日 

北條(現・韮山)駅 営業開始〔豆相鉄道〕

1906年(明治39年)

11月1日

駿豆電気(株)が駿豆電気鉄道(株)に社名変更

11月28日

六反田(現・三島市広小路)~沼津駅前間に電気鉄道を営業開始(静岡県初の民営電気鉄道)〔駿豆電気鉄道(株)〕

1907年(明治40年)

7月18日

三島~大仁間を営業していた豆相鉄道(株)が解散、翌日7月19日に新会社の伊豆鉄道(株)が譲受

1908年(明治41年)

駿豆電気鉄道(株)が三島町(現・三島田町)~六反田間の電気鉄道の営業を開始、伊豆鉄道とつながる

1912年(明治45年)

4月1日

駿豆電気鉄道(株)が伊豆鉄道(株)の三島~大仁間の鉄道事業を譲受

1916年(大正05年)

10月1日

富士水電(株)が駿豆電気鉄道(株)を合併。三島~大仁間の蒸気鉄道、六反田~沼津駅前間の電車が富士水電(株)の鉄道部になる。

12月7日

駿豆鉄道株式会社を設立(現在の伊豆箱根鉄道株式会社 設立年月日)