十国峠山頂のご案内
十国峠山頂
世界文化遺産に登録された富士山の眺めも素晴らしいです。
十国峠とは
十国峠の名前は、昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことに由来します。現在の静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県になります。晴れ渡った日の十国峠の頂上からは富士山や南アルプス、駿河湾はもとより湘南海岸や三浦半島をご覧いただけます。さらに天候に恵まれると千葉県の房総半島が見えることもあります。
2016年3月1日付で十国峠は国の登録記念物になりました。
眺めのよい十国峠頂上には、十国峠ケーブルカーをご利用ください。
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山頂 石碑のご案内
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右大臣実朝の歌碑 詩歌を愛した鎌倉幕府の将軍源実朝は、二所詣のため鎌倉から箱根権現・伊豆山権現に参詣する途中で、いくたびもこの峠を越えています。この歌は22才のときに詠まれたといわれています。 |
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航空灯台建設に偉功のあった小堀春樹氏をたたえる記念碑 この記念碑は、小堀春樹氏が電気事業界および有志に呼びかけて航空灯台献納会を創設し、その浄財によってここ十国峠ほか8箇所に航空灯台を建設して政府に献納。十国峠には1932年(昭和7年)11月28日に完成と記録されています。夜間航空の安全を企図した功績を記念して1939年(昭和14年)11月、峠の中腹に記念碑が建立されました。 |
十国碑 十国五島を俯瞰できることから、この峠の名ができました。今から230年以上前の1783年(天明3年)8月、景色の素晴らしいことを後世に伝えようと建てられた古い「いしぶみ」です。 |
文学作品に残る十国峠
十国峠は、その眺望の良さから作家や歌人などの文学者が訪れ、いくつもの作品に描かれています。
熱海をこよなく愛した明治の文芸評論家・思想家の高山樗牛は有名な『わがそでの記』の中で「十国峠に登る遊びはことのほか壮快で、北は足柄、南は大島、東は江ノ島、西は田子の浦まで壮大な眺めたぐふべきものなし・・・」と記しています。
十国峠を訪れた著名人
十国峠は、何人もの著名人たちが訪れています。
画家たちは絵画などの作品に十国峠を描き、山頂からの眺めを日記などに記している著名人もいます。
おすすめ
十国峠山頂には、ワンちゃんと遊べるドッグラン(小型犬専用/中型犬・大型犬優先の2エリア)があります。詳細はこちら
十国峠ケーブルカーでは、ワンちゃんとご一緒に乗車可能です。詳細はこちら