箱根 十国峠ケーブルカー

十国峠山頂のご案内

十国峠山頂

十国峠山頂

世界文化遺産に登録された富士山の眺めも素晴らしいです。

十国峠とは

十国峠の名前は、昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことに由来します。現在の静岡県・山梨県・長野県・神奈川県・東京都・千葉県になります。晴れ渡った日の十国峠の頂上からは富士山や南アルプス、駿河湾はもとより湘南海岸や三浦半島をご覧いただけます。眺めのよい十国峠頂上には、十国峠ケーブルカーをご利用ください。

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頂上からのパノラマ映像

山頂からの眺めが詳しく紹介されています。

十国峠山頂からハイキング

姫の沢公園・岩戸山めぐり、日金山ハイキングコースから湯河原温泉へ向かう2つのコースをご紹介しています。

山頂 石碑のご案内

右大臣実朝の歌碑 「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」

右大臣実朝の歌碑
「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」

詩歌を愛した鎌倉幕府の将軍源実朝は、二所詣のため鎌倉から箱根権現・伊豆山権現に参詣する途中でいくたびもこの峠を越えています。この歌は22才のときに詠まれたといわれています。
(二所とは伊豆山権現〔走湯権現とも言われた現在の伊豆山神社〕、箱根権現〔現在の箱根神社〕の二つの権現のことであり、二所詣とはこの二つの権現に三嶋社(現在の三嶋大社)の三つに参詣すること。源実朝の父である源頼朝が、源氏再興の旗揚げの際に、この三ヵ所の神社に必勝祈願し、また援助を受けたとしてこの二所詣を始めました)
この歌碑は1933年(昭和8年)熱海に在住の藤原銀次郎氏が私財を投じて建立したものです。1992年(平成4年)12月当社も協力し熱海市が更に眺望のよいこの場所に移設しました。

航空灯台記念碑移設の由来

この記念碑は、小堀春樹氏が電気事業界および有志に呼びかけて航空灯台献納会を創設し、その浄財によってここ十国峠ほか8箇所に航空灯台を建設して政府に献納。夜間航空の安全を企図した功績を記念して1939年(昭和14年)11月、峠の中腹に記念碑が建立されました。
故人30周年忌にあたる1968年(昭和43年)3月に、近親者によって元灯台の建設地であったこの地点に移設されました。灯台は政府によって終戦直後に鉄塔・その他一式が現在の伊豆市達磨山山頂に移設され、1946年(昭和21年)5月より近年にいたるまでその使命を果たし、絶えず光芒を放って空の守りに仕していたことを付記しています。

航空灯台記念碑移設の由来
十国碑

十国碑

十国五島を俯瞰できることから、この峠の名ができました。今から230年以上前の1783年(天明3年)8月、江戸から来訪した有志が日金山を訪れた際に、景色の素晴らしいことを後世に伝えようと当時の熱海里長に依頼して建てた古い「いしぶみ」です。
記念碑には文字通り「伊豆国日金山頂からは、十国五島を見渡すことができる。相模(神奈川県)、武蔵(神奈川県と東京都)・安房・上総・・下総(千葉県)、遠江・駿河・伊豆(静岡県)、信濃(長野県)、甲斐(山梨県)が見える。」と記されています。

熱海をこよなく愛した高山樗牛は有名な『わがそでの記』の中で「十国峠に登る遊びはことのほか壮快で、北は足柄、南は大島、東は江ノ島、西は田子の浦まで壮大な眺めたぐふべきものなし・・・」と記しています。

文学作品に残る十国峠

十国峠は、その眺望の良さから文学者が訪れ、いくつもの作品に描かれています。
主な作品は次のとおりです。

1878年(明治11年)成島柳北 漢詩「澡泉紀遊」十国嶺
1897年(明治30年)高山樗牛 随筆「わがそでの記」
1902年(明治35年)国木田独歩 小説「湯河原より」
1908年 (明治41年) 田山花袋 紀行「函根紀行」
1918年(大正 7年)田山花袋 「温泉めぐり」
1926年 (大正15年) 徳富蘇峰 随筆「伊豆だより」
1927年 (昭和 2年) 前田夕暮 随筆「雑草園」
1927年(昭和 2年)斎藤茂吉 短歌「十國峠」
1935年(昭和10年)寺田寅彦 随筆「箱根熱海バス紀行」
1937年(昭和12年)高村光太郎 詩「晴天に酔ふ」
1939年(昭和14年)太宰治  小説「富嶽百景」

この他、与謝野晶子の短歌にも十國峠や比加根(日金)などと表記され複数の歌に詠まれています。

十国峠を訪れた著名人

1788年(天明 8年)画家 司馬江漢
1815年(文化12年)伊能忠敬測量隊(伊能忠敬は不参加)が測量
1871年(明治 4年)オーストリアの外交官アレクサンダー・F・V・フォーブナー
1872年(明治 5年)日本政府が招聘 フランス人法律家ジョルジュ・ブスケ
1888年(明治21年)日本政府が招聘 ドイツ人式部官オットマール・フォン・モール
1895年(明治28年)英国駐日特命全権公使アーネスト・サトウ
1900年(明治33年)英国駐日特命全権公使アーネスト・サトウ
1930年(昭和 5年)歌人 佐藤佐太郎
1932年(昭和 7年)小説家 坪内逍遥(熱海から十国峠、箱根をドライブ)
1934年(昭和 9年)作家 井伏鱒二
1934年(昭和 9年)小説家 永井龍男(ハイキング)
1939年(昭和14年)歌人 山口茂吉
1952年 (昭和27年) 作家 志賀直哉(日記に十國峠を経由と記す。1月、5月、7月)

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