お知らせ

御城印(岩原城・沼田城)の販売について

伊豆箱根鉄道の大雄山線では、歴史ナビゲーターで、歴史イベントなどを開催する「歴×トキ」代表の山城ガールむつみさんにデザインしていただいた沼田城・岩原城の「御城印」を駅の窓口にて販売しております。

御城印とは、神社仏閣に参拝した証として授けられる御朱印のお城版で、城名、城主の家紋や押花などが描かれ、全国で800を越える御城印が発行されるなどお城ファンや歴史ファンを中心に人気となっています。

種類

①岩原城
➁沼田城
 

販売場所

①大雄山駅
➁相模沼田駅
①➁
南足柄市観光協会(南足柄市役所2階商工観光課内)
 

販売価格

1枚300円(税込)
 
 

デザイン

『新編相模国風土記稿』に描かれた絵図をモチーフにし、大森氏の家紋「二つ巴」と、各城が築かれた台地の地形がわかる地図がデザインされています。

岩原城について

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岩原城は足柄平野の西部に位置する岩原に向かって延びた舌状台地の突端に築かれました。

小田原城城主でもあった大森氏頼(寄栖庵)が晩年の居城としたと伝わります。
大森氏頼は享徳の乱(1454年)以降、扇谷上杉氏の重臣として活躍し、扇谷上杉氏、三浦氏と婚姻関係を結ぶなどし、勢力を拡大しました。

しかし、明応3年(1494年)に氏頼が死去すると、小田原城を伊勢宗瑞(北条早雲)に攻められ、大森氏は衰退しました。

【アクセス】岩原駅から徒歩約10分

沼田城について

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沼田城は明神岳からの尾根が足柄平野に向かって延びた突端の小丘に築かれました。

沼田城の築城についての詳細は不明ですが、波多野氏の庶流である沼田氏の城だったと伝わります。
沼田氏は応永23年(1416年)に起きた上杉禅秀の乱で、禅秀に味方し、衰退したといわれています。

その後、禅秀の乱を鎮圧した大森氏が沼田城をはじめとするいくつかの城を築城ないしは改修工事して、小田原の防衛をしたと推測されます。

【アクセス】相模沼田駅から徒歩約10分

©️山城ガールむつみ


御城印(柏久保城)はこちらからご覧ください。